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緩和ケア通信2018年5月号〜ご入院中のAさまご夫婦の物語〜

 

4年前、脳梗塞の発症がきっかけで、癌が発覚したAさま。

 

この4年間、介護生活の中にも楽しみを見つけながら、ご夫婦で支え合ってこられました。

 

けれど、奥様は、複雑なご家族関係の中で、逃げ出してしまいたい!!と思うほどの辛さをずっと一人で抱えておられたのです。

 

去年、入院されてからも、泊まりこみで付き添っておられました。

 

看護師に「大丈夫ですか?」と聞かれても、「大丈夫です。」としか答えられなかったそうです。

 

そんな中、一時退院の準備をする中で、「私はもう無理だ!!」と思う出来事があり、そこで初めてケアマネさんに悩みを打ち明けました。

 

それがきっかけとなり、看護師達も奥さまのこれまでの苦しみや辛かったお気持ちに寄り添うことができるようになりました。

 

その後、退院し、家での介護がはじまりました。

 

しかし、Aさまはすぐに体調を崩され、奥さまは病院に戻った方がよいのかパニックになりました。

 

けれど、往診の先生から「奥さんの好きなようにしていいんだよ。正解はない。何でも手伝ってあげるから。」と声をかけてもらい、「1日でも長くいたいです!」という気持ちを伝えることができました。

 

そして、これまで感謝を口にすることがなかったAさまから「ありがとう。ありがとう。B(奥さま)が一番、何もかも一人でようやってくれている。Bはえらいね。結婚してくれてありがとう。

Bが病気になったら、僕が介護するからね。」と声をかけてもらい、ご夫婦で、よかったことも、

辛かった思い出も語り合うことができ、お互いの気持ちが通じ合っていることを感じられました。

 

再びご入院された現在、奥さまは「以前の私なら、普通の夫婦とは違うから一人になったらどうしよう。一人は辛い。どう生活していったらいいのだろう、と弱虫だから考えていました。けれど、本音を言ったら楽になりました。自分のことができるようになりました。先のことを考えられるようになりました。亡くなったら姿はなくなるけど、きっと後ろにいてくれる。寝ている主人をみて、心から幸せそうに見えます。主人がいい人達と巡り合わせてくれました。」と、語られます。

 

奥さまの今の目標は、介護に携わるお仕事がしたい!!です。

 

自分が支えてもらって、助けてもらえたから、自分も誰かを助けたい。そんなお気持ちが湧いたそうです。

 

そして、今日も、奥さんは優しい笑顔で、私たち看護師を迎え入れてくれます。

 

日々、患者さまやご家族の人生の物語に関わらせていただき、ありがとうございます。

 

 

そして、5月12日は看護の日♪ということで、ボランティアさんたちが、

お好み焼きを振る舞ってくれました。

 

 

 

 

患者さまと、おいしくいただきました。

ありがとうございます♪

posted by: kanwa-minami | - | 17:21 | - | - |